役員運転手

秘書や人事の方必見!役員運転手の残業の扱いについて

更新日:

役員運転手の一日は、朝のお迎えから夜のお送りまで、お乗せするVIPの方のスケジュールに従います。会社の始業時間を8時30分だとして終業は17時30分、役員運転手は、7時にはお迎えがあり、17時30分にお送りし、社長宅に着くのが19時くらい。この1時間30分が、本来残業になりますが、そんなにすんなりは行かないようです。

断続的労働か否か

断続的労働というのは、労働時間、休憩、休日など規定内で働くことです。
 しかし、役員運転手の労働状態は規定から外れます。早朝、深夜の送迎、休日も社長のスケジュールによっては、ゴルフ場などへの送迎もあるからです。
 役員運転手の「断続的労働の適用除外申請」をして、賃金体系を営業社員等と別にするといいのですが、この申請がなかなか難しいのです。

断続的労働の適用除外の許可基準

その者の勤務時間のうち、作業時間と手待時間が折半であること、と決められています。
 役員運転手はこの基準をなかなかクリアできないのが現実です。
 会社は役員運転手には正規の残業代を支払わなければならないのですが、役員運転手の残業を、残業とみとめているかどうかは、会社の労務規定で異なるところです。

役員運転手の残業問題

会社によって、当然違いはあるでしょうが、役員運転手の拘束時間は14時間といわれています。そのうち運転している時間は4時間くらいです。
ある会社の例ですが、役員運転手の残業時間は60時間を超え、残業代も20万以上になって、過剰支払だという判断になったそうです。そのまま続けば、年収が同期入社の社員の倍近くになるのです。運転している時間と手待時間を調べ、役員運転手の残業時間は無しという決定となったということです。ただ、拘束時間を考慮して、役員運転手手当を出すというかたちで役員運転手の残業問題を話し合いで解決したそうです。
解決方法もいろいろで、残業代は払うが、基本給を少なく設定する。それによって賞与も変わり、年収的には過払いにならないというケースもあるようです。

まとめ

役員運転手の残業があるかどうかは、微妙なところです。待機時間をどう捉えるかでしょうが、役員運転手にとっては、それも仕事のうちでしょう。この問題を解決するには

  • 労使が話し合いを持ち、役員運転手の賃金体系を決める
  • 断続的労働の適用外申請を行う
  • 業務をアウトソーシングする
  • 派遣運転手にする

等でしょうか。

-役員運転手
-, ,

Copyright© driver's landscape , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.